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2018/01/13

α7RIII [ILCE-7RM3] レビュー④ ピクチャープロファイル比較 と VEGAS PRO15でようやくLUT対応したので適用してみた



α7RⅢのピクチャープロファイルの比較用で撮影しておいたんだけど。。。
どんなけ寝かしたんだコレ・・・ 昨年12月頭にみなとみらいの
赤レンガ倉庫のクリスマスマーケットで撮影した素材。。
年末年始は仕事と撮影やらでもう超絶時間が無かったので・・・
なんだかんだで1ヶ月寝かせてしも~た・・・

ソニーストア

【使用機材】
カメラ    : SONY α7RⅢ (a7RIII)
レンズ   : FE 24-70mm F2.8 GM
三脚    : Manfrotto befree (アルミ)
映像ソフト:VEGAS PRO15

【動画データ】
オーディオ: 48,000 Hz, 16 ビット (MAC), ステレオ, PCM
ビデオ: 29.970 fps, 3840x2160 プログレッシブ, XAVC S long 4:2:0/8bit


この動画素材はピクチャープロファイルの比較用で作った動画
なんですが。。。 動画ネタって、何かいまいち引きが無いみたいね・・・
動画人口ってまだまだ少ないんですかね???

たぶん、とっつきにくいとかあるんでしょうね。
でも一度覚えてしまえば、ほとんど設定なんて
決まった設定値でしか撮らないんでね。

僕の場合、仕事で映像の配信関連の機器にさわることが
何年かあって、その延長でちょっとかじっただけなんですが・・・
機器の配信テストとかデモ対応とかで、ちろっと。
なんで動画に対して抗体が出来てたってのもあるんだけど。

ピクチャープロファイルって何?っていうのがそもそもあるはずなんで。
ちょっと、動画関連の話を少し詳し目に書いてみます。

SONYのαシリーズにはピクチャープロファイルというのが用意されています。
映像の特徴を決めるパラメーターを調整、変更するメニューで、
おおまかに以下の4分類から構成されているプロファイルです。

 - 基本的な階調や発色を選択する項目
 - 階調(明暗のトーン)を調整する項目
 - 発色を調整する項目
 - 輪郭を調整する項目

α7RⅢの場合、工場出荷時で以下のプロファイルが
あらかじめプリセットされています。

Youtube比較は、以下のプロファイルの青文字の項目を
で比較しています。
PP1[Movie]ガンマを用いた設定例
(ピクチャープロファイルを使用しないときの標準の動画の設定)
PP2[Still]ガンマを用いた設定例
(ピクチャープロファイルを使用しないときの標準の静止画の設定)
PP3[ITU709]ガンマを用いた、自然な色合いの設定例
PP4ITU709規格に忠実な色合いの設定例
PP5[Cine1]ガンマを用いた設定例
PP6[Cine2]ガンマを用いた設定例
PP7[S-Log2]ガンマで撮影するときの推奨設定。
[S-Log2]ガンマと[S-Gamut]カラーモードの組み合わせ。
PP8[S-Log3]ガンマと[S-Gamut3.Cine]で撮影するときの推奨設定。
[S-Log3]ガンマと[S-Gamut3.Cine]カラーモードの組み合わせ。
PP9[S-Log3]ガンマと[S-Gamut3]で撮影するときの推奨設定。
[S-Log3]ガンマと[S-Gamut3]カラーモードの組み合わせ。
PP10[HLG2]ガンマと[BT.2020]カラーモードで撮影するときの設定例

動画撮影時は、これらのプロファイルを駆使することで
映像の色や鮮明さを撮影時に調整することが出来るんですね。
α6300時代から、動画撮影時はプロファイルを活用していました。

んで、α6300もα7RⅢも4K撮影はいずれもXAVC Sって
コンポーネント方式で記録するのですが。 そこからですかね。

α7RⅢで4K撮影する際は、コンポーネント方式がXAVC S 4:2:0 8bit

 4KHD
IntraLongIntraLong
XAVC
(MXF)
300Mbps
4:2:2/10bit
100Mbps
4:2:0/8bit
100Mbps
4:2:2/10bit
50/35/25Mbps
4:2:2/10bit
XAVC S
(MP4)
100/60Mbps
4:2:0/8bit
50Mbps
4:2:0/8bit
上の黄色に色塗りしている部分がα7RⅢが対応している方式です。

そもそもXAVCっていうのは、SONYが2012年に4K収録を可能にした
シネマカメラPMW-F55と同時に世に出したフォーマットです。
XAVCをベースに、コンシューマ向けのフォーマットとしてXAVC Sが出て
α7RⅢもXAVC Sに対応しています。

一応、XAVCの定義上は4:4:4/12bit/960Mbpsまで定義されているのですが、
いまのところそれに対応している製品がなかった気がします。
CineAltaもXAVCは4:2:2までだったはず。。たぶん。

んで、PnasonicのGH5が4:2:2 10bitに対応してキレイだ~って
巷をにぎわせているのですが。 α7RⅢは4:2:0 8bitです。

んでそもそも4:2:2とか4:2:0って何?っていうのがある。
前にもちろっと書いたことがあるんですが。

RGBとかは聞いたことがあると思うんです。
色の三原色、赤(R)・緑(G)・青(B)で表現するもの。
んで、カラーテレビ放送開始当初はRGBで放送配信
していたらしいんですが。ブラウン管とかの時代ですかね。
んで、最近はYUV形式に移行してるんですね。

YUVってのが、Yが輝度(明るさ)、UVが色差(色合い)を表してます。
Uは赤色と輝度の差、Vは青色と輝度の差が用いられています。
いずれも色差をあらわしています。

んで、人間の視覚特性として輝度に対して一番感度が高いため
輝度が高いと高画質に感じてしまう特性があります。
逆に色の変化には意外と鈍感であるという特性もあります。

その視覚特性を利用して、YUVが4:4:4 -> 4(Y):4(U):4(V)なのを
人が敏感なYを4のままで、人が鈍感な色差のUVの情報量を
減らしたものが4:2:2とか4:2:0とか表現しているもので。

水平方向のUV情報を半分にしたものが4:2:2
さらに、水平・垂直方向の両方のUV情報を半分にしたものが
4:2:0になります。

なんでこんなことをするかというと、動画データの
ボリュームを少なくするためなんですね。
一般に販売しているテレビは4:2:0です。

HD放送開始時もそうだったんですが、動画のデータって
かなりボリューミーなんです。 それを電波に乗せたり、
ネットワークで配信したり、ケーブルテレビで配信したり
いずれもものすごい量のデータを送信しないといけない。

そこで、出来る限りデータを量を少なくするのに
4:2:0でデータを落としてデータ小さくしたり
H.264とかの動画圧縮でデータを可能な限り小さくして
配信機材の負担を軽減する工夫がされているんですね。

A
B










H.264っていうのは、上のような連続した映像(フレーム)がある場合
AからBにフレームが変わる際、赤丸で囲った
自動車とか歩行者の動く個所はデータが変化するのに対して
緑丸で囲んだ動かない部分はA = Bでデータが同じです。

赤丸部分のデータが変化した分のみデータを送信する方式が
H.264の圧縮方式になります。時間圧縮とかいったりします。
ライブ映像とか大勢の人が画面いっぱいざわざわしたような
映像とか、画面の明暗が早いタイミングきりかるような
映像の場合、配信側もしくは受信側で処理が追い付かずに
ノイズが出たりすることがたまにあるんですね。
画面内に小さなブロック状のものがチラチラしたりするんです。

それをブロック落ちとか言うのですが、配信経路上の
伝送路が混み合っていてもブロック落ちとが出ます。
最新機器の展示会準備のデモ映像でブロック落ちとか
出るとちょっとあせるんだよね・・・

逆に他社さんのデモを見学に行ってブロック落ちを見つけて
あ~!!( *´艸`)って、ガヤすると、説明担当者があたふたするって
いう悪い遊びを・・・ スループット出てないんじゃないの??
ガヤガヤ。。。 っていうのはやめましょうね。

4K/8Kのデータ量えげつないですからね・・・
テレビ局、通信キャリアーは投資が大変でしょうね・・・
昨今、投資した分の回収が難しいですからね・・・
総務省が決めたことなので渋々って雰囲気です。

んで、話を戻して。 α7RⅢで4K動画を撮影する際は
4:2:0で圧縮処理されているので、撮影済みの映像素材に対して、
シャープネスやガンマカーブの補正などのビデオエフェクトを
適用する場合、劣化した映像に対して加工処理を施すことになり、
さらに状態が悪くなるので、ノイズが出たりするんですね。

んでピクチャープロファイルの出番なんですが。
ピクチャープロファイルを使って、撮影時に
にカラーだったり、高輝度な部分や暗い部分も階調を
ととのえて撮影することで、被写体の質感を保ったまま、
精度の高い映像調整が出来るって感じです。

写真でいうところの圧縮しまくったJPEGを編集すると
ざらざらで汚くなるのと同じで、XAVC Sの圧縮データを
あまり過度に編集でこねくり回すと汚い映像になるんで。

なるべく撮影時に絵を決めてしまおうっていうのが
ピクチャープロファイルです。

ピクチャープロファイルの中の設定値ですが。
カンマカーブは以下から選択可能で、※印をつけたHLGって項目が、
今回α7RⅢから新たに搭載されたガンマで、
HDR映像の制作を可能するガンマでHybrid Log-Gammaっていいます。

ガンマ(Gamma)
Movie動画用の標準ガンマカーブ。
Still静止画用の標準ガンマカーブ。
Cine1暗部のコントラストをなだらかにし、かつ明部の階調変化をはっきりさせて、落ち着いた調子の映像にする(HG4609G33相当)。
反射率18%のグレーをビデオ出力33%になるように露出を合わせた場合に、460%のダイナミックレンジが得られるガンマカーブ。最大ビデオ出力は109%となる。
グレーディングなしでも使用可能だが、なめらかな階調特性を持っているため、撮影後のグレーディングで画作りを完成させることもできる。
Cine2[Cine1]とほぼ同様の効果が得られるが、編集などでビデオ信号100%以内で扱いたいときに選択(HG4600G30相当)。反射率18%のグレーをビデオ出力30%になるように露出を合わせた場合に、460%のダイナミックレンジが得られるガンマカーブ。最大ビデオ出力は100%となる。
Cine3[Cine1] より明部と暗部のコントラストを強め、さらに黒側の階調変化をはっきりさせる。
Cine4[Cine3]よりさらに暗部のコントラストを強める。
ITU709ITU709相当のガンマカーブ(低輝度部ゲイン4.5)。
ITU709 (800%)[S-Log2]または[S-Log3]撮影前提のシーン確認用ガンマカーブ。
S-Log2S-Log2のガンマカーブ。撮影後のグレーディングを前提とした設定。
露出基準は、反射率18%グレーのビデオ出力が32%になる状態。この状態で反射率90%のホワイトに対して1300%のダイナミックレンジが得られる。ビデオ出力レベルは最大106%になります。
S-Log3S-Log3のガンマカーブ。撮影後のグレーディングを前提とした、よりフィルムに似た特性のガンマカーブ。
S-Log2よりも低輝度側の階調を重視している。露出基準は、反射率18%グレーのビデオ出力が41%になる状態。 この状態で反射率90%のホワイトに対して1300%のダイナミックレンジが得られる。
S-Log3の特性としては1300%以上のレベルも定義されていますが、ピクチャープロファイルでは、性能とのバランスからダイナミックレンジ1300%となるように設定されます。この場合、ビデオ出力レベルは最大94%になります。
HLG ※HDR撮影用のガンマカーブ。 HDRの規格であるITU-R BT.2100のHybrid Log-Gamma相当の特性。
HLG1 HDR撮影用のガンマカーブ。 [HLG2]よりもノイズを抑えたい場合の設定。ただし、撮影できるダイナミックレンジは狭くなる。ビデオ出力レベルは最大87%になる。
HLG2 HDR撮影用のガンマカーブ。 ダイナミックレンジとノイズのバランスを考慮した設定。 ビデオ出力レベルは最大95%になる。
HLG3 HDR撮影用のガンマカーブ。 [HLG2]よりも広いダイナミックレンジで撮影したい場合の設定。ただし、ノイズレベルはあがる。ダイナミックレンジはHLGと同じ。ビデオ出力レベルは最大100%になる。

んでHDRはもう国際規格化されていて。
日本のNHKとUKのBBCで共同で提案したのが
HLGで、既存のテレビとの互換性のあるガンマカーブ
になっていて、α7RⅢでサポートしているのもこのHLG方式
になっています。 んで、カラーモードは現行テレビで
表示可能なBT.709と4K/8Kテレビ用のBT.2020が
α7RⅢでは選択可能になっています。

BT.2020で色域が広がるので、より立体感ある
映像が撮れるようになっています。

ここまでくるとちょっともうあれなんで。
NHKの技研の資料を参照してください。
>>> NHK 技研R&D 2017/3 はこちら ※pdfが開きます。


次に以下のカラーモードがあります。

カラーモード
Movieガンマが[Movie]のときに適した色合い (ピクチャープロファイルを使用しないときの、動画用の標準の色再現)。
Stillガンマが[Still]のときに適した色合い (ピクチャープロファイルを使用しないときの、静止画用の標準の色再現)。
Cinemaガンマが[Cine1]、[Cine2]のときに適した色合い。
Proソニー放送用カメラの標準画質に近い色合い([ガンマ]の[ITU709]と組み合わせた場合)。
ITU709マトリックスITU709相当の色合い([ガンマ]の[ITU709]と組み合わせた場合)。
白黒彩度を0にし、白黒で撮影する。
S-Gamut[ガンマ]が[S-Log2]のときに使用する、撮影後のグレーディングを前提とした設定。
S-Gamut3.Cine[ガンマ]が[S-Log3]のときに使用する、撮影後のグレーディングを前提とした設定。
[S-Gamut3]よりも実用的な範囲に色域を抑え、使いやすさを重視した設定です。広色域な[S-Gamut3]が必要でない場合にはこの設定をおすすめします。
S-Gamut3[ガンマ]が[S-Log3]のときに使用する、撮影後のグレーディングを前提とした設定。
[S-Gamut3.Cine]よりも広色域な設定です。BT.2020などの広色域なフォーマットに変換する場合に適しています。お使いのカメラによっては、[S-Gamut3]で表現できる全色域を表現できないことがあります。
BT.2020HDR撮影用のカラーモード。 [ガンマ]で[HLG][HLG1][HLG2][HLG3]を選択したときの標準的な色合い。 HDRの規格であるITU-R BT.2100相当の色域仕様。上記ガンマカーブを選択したときのみ選択可能。[BT.2020]選択時、カメラの仕様によって、カラーバーは正しく出力されない場合があります。
709HDR撮影用のカラーモード。 [ガンマ]で[HLG][HLG1][HLG2][HLG3]を選択して、HDTV形式(BT.709)の色で記録する場合の色合い。上記ガンマカーブを選択したときのみ選択可能。

α6300で動画撮影していた時は、VEGAS PROがLUT非対応
だったというのもあるんですが、ガンマはCine2しか使って
いなかったんですが。 α7RⅢを使い始めて1ヶ月ほど経ちましたが
HLG2、BT.2020の組み合わせを多用しています。

youtubeの動画でもわかるかと思うんですが。
画面端の赤レンガ倉庫辺りが暗くしずんでいるのが
HLG2だと階調が豊かになっているのがわかると思います。

それで、VEGAS PRO15でようやくLUTに対応したんです。
VEGAS Proシリーズは、ソースネクストで

S-LOG3を初めて試してみたんですが。
これがVEGAS PRO15の編集画面です。
動画のトラックで、「イベントFX」を選択すると














VEGAS LUT フィルターていうのが今回のVersionから
選択できるようになっているので、それを選択して。














LUT適用のウィンドウが開くので
あらかじめダウンロードしておいたLUTファイルを適用します。














S-log用のLUTファイルは以下からダウンロードできます。
  • S-Gamat/S-Log2
  • S-Gamat 3.Cine/S-Log3



  • S-log3用のLUTファイルを選択します。
















    LUTを適用した後に、カラーグレーディングの強度を
    調整して色味を調整します。














    LUTファイルは4種類あって、このファイルを当てた時が
    一番色味が好みの発色になったので、比較ファイルは
    このLUTで作成しています。

    SLog3SGamut3.CineToLC-709.cube

    でS-logを初めて使ってみましたが。
    結論としては、HLGの方が良いかな~って。
    編集時にLUT充てるとかカラーグレーディングの
    作業も少なくすみますしね~

    あと、動画のHLG個所がちょっと赤味が強い目
    だったんですが。 工場出荷時に「色の深さ」の
    設定項目でRedだけ +9になっていました。

    なので、色の深さを調整すれば、もっと見た目の
    色味になるので、そこは調整できるので安心
    して使えますよ。

    なんか、長くなってしまいましたが。
    何人の方が最後まで読んでいただけるか・・・

    長文を読んでいただきありがとうございます。

    前回までのレビュー記事はこちら。
    >>>α7RⅢ レビュー① ピクセルシフトマルチ撮影編はこちら
    >>>α7RⅢ レビュー② ISO感度テスト編はコチラ
    >>>α7RⅢ レビュー③ 動画テスト 高感度ISO編はこちら

    ではではまた

    2018/01/06

    海外でAPS-C用レンズ E 18-135mm F3.5-5.6 OSSが発表 ・・とα6700の噂もちろっと











    あけましておめでとうございます。
    本年もよろしくお願いします。

    んで、新年一発目。
    海外からAPS-C用の新レンズの発表が飛び込んできましたね~

    APS-C用の「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」(SEL18135)ですが。
    小型軽量で高解像のレンズで価格が599.99$と結構お安め。
    発売は2月頃を予定とか。
    SONY USページに詳細情報が出てます。
    以下、SONY USページからの情報です。

    軽量コンパクト、高倍率ズームレンズ
    18mm広角から135mm望遠までの
    広範囲なズーム範囲を持つ多用途レンズは、
    幅広い被写体や状況をカバーします。

    APS-CフォーマットのEマウントの利点を
    最大限に活用するコンパクトで軽量な携帯性と、
    高速で正確で静かなAF動作により、
    日々の撮影に最適なレンズです。


    コンパクトで軽量な7.5倍ズームレンズ









    このレンズの重さはわずか325gで、
    直径67.2mm、長さ88mm以下です。
    ズーム範囲の望遠端では、焦点距離は
    35mm判換算で、一般的な撮影、風景、
    野生動物、肖像画などに十分な距離を提供します。

    18-135mm --35m換算-->  27-202.5mm

    18mm(27mm)
    35mm(52.5mm)









    70mm(105mm)
    135mm(202.5mm)









    レンズ周辺までの高い解像度












    1つの非球面要素を含む新しい光学設計は、
    ズーム範囲全体にわたって画像中心から
    エッジまで常に高解像度に貢献し、
    一方、2つのED(超低分散)ガラス要素は
    色収差を効果的に抑制する。
    内蔵の光学式手振れ補正機能により、
    手ぶれのない画像を手軽に撮影できます。

    美しい背景ボケとクローズアップ












    最短撮影距離はわずか0.45m(最大倍率0.29倍)なので、
    美しい背景ボケと鮮明な合焦被写体を組み合わせたお菓子、
    花、野生動物のクローズアップを簡単に撮影できます。
    ボケの品質は円形の開口設計によって向上します。

    美しいボケ









    ボケの品質は円形の開口設計によって向上します。


    内蔵の光学式手ブレ補正









    手持ち撮影時、特に夜のシーンや薄暗い室内を
    撮影する場合、内蔵の光学式手ブレ補正機能により、
    手ブレを起こしにくい画像を手軽に撮影できます。


    高速で正確で静かなフォーカス












    高度なリニアモータ技術は、静かにスピードと
    精度でフォーカスグループを駆動し、
    α6000シリーズが提供する高いAF性能を最大限に引き出します。
    動いている被写体であっても、スチルや
    ムービーの正確なピントがより簡単に得られます。

    >>メーカ提供の作例ページはコチラ

    ↑作例は等倍素材の確認ができますよ。

    んで、海外だけですが。α6300のシルバーボディも
    発表されたみたいですね。
    国内の発表はいまのところ無し。

    ※上記画像はすべてSONY USのHPより

    作例見る感じだと、結構良さげですね~

    APS-C機を買うユーザが初めて買うレンズとかも
    これなら最適なレンズになりそうですね。

    MTF曲線をみるかぎりだと、いままででた
    APS-C用レンズの中だと一番良いんじゃない??












    f値が3.5-5.6で固定じゃないのがちょっと個人的には残念かな。
    動画用途に使う場合は、f4固定とかのほうが嬉しいですからね。
    ※f値が変動だと、ズームした時に明るさが変わるから
      使いずらいんですよね。。。

    重量も325gと軽いから、本体と合わせても800gぐらいですか?
    とにかく軽いのが良いですねこれ。
    RX10より軽いですもん。これはもはやコンデジ(;・∀・??

    背面にAF/MF切り替えボタンが付いたのも良いですね。
    フォーカスは、インナーフォーカス採用。
    フィルター径は55mm。

    価格が599.99$(USドル)ってことなので。
    日本で発売されたら7万円くらいですかね??

    最短距離45cmなのでテーブルフォトにも重宝って書いているけど
    45cmって、それほど寄れないっすよね・・・












    このメーカーサンプル写真もデータ見ると86mmで撮影しているから
    ある程度スペースがあって、物撮りみたいにして、
    ボケ味も合わせて撮るなら可能だけど。
    カフェとかの普段撮り使いだと、ちょっと45cmはキツイかもね。
    席に座って、ちょっとイスを引いて、かつのけ反って撮って
    やっと撮れるかな~って距離って言ったら伝わるかな?











    ちなみに、最短撮影距離っていうのは、レンズ先端
    からでは無く。 センサー位置から被写体までの距離です。
    センサー位置を知るには、上の写真のようなマークが
    カメラ上部についているのを探してみてください。
    Φマークがイメージセンサー面の位置を表しています。
    被写体までの距離を正確に測るには、この線の位置を
    参考にします。

    なので、最短距離45cmはこの線から被写体までが
    最低45cm離れていないとダメってことになります。
    とわいえ、ボケ味にかなり注力した設計みたいなので
    ちょっとどんなもんなのか気になりますね。
    あ~でもね~ ワイド側もテレ側も最低撮影距離が
    変わらず全域で45cmっていうのは良いねコレ。

    個人的にはワイドが18mmっていうのが少し残念ですかね。
    16mmならなお結構だったのにね~
    もっというなら12mmならなお結構なのにね。

    18mmだと35mm換算で27mmなので、微妙にあと3mm・・・
    やっぱりワイド側は最低24mmは欲しいかなって。

    特に風景メインの人はちょっと足りないってのが
    出てくるかもしれないですけどね~
    そういう意味だと
    Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSSが
    比較対象のレンズになるのかな~重さも308gだし。

    16-70mm F4 ZAだと、最短撮影距離も35cmなので、
    食事を撮影するにも撮りやすい。
    インスタ映え考えて、食事やスイーツもレンズ交換無しで
    なるべく近くで撮りたいってなると
    Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSSかな~

    でも焦点距離が16-70mmだと、望遠側が105mmに
    なるからちょっと物足りないっていうのがあるかも。
    なので、使用用途を考えて望遠で圧縮効果も楽しみたい
    それでもって広い絵もそこそこ撮りたいってなると。
    E 18-135mm F3.5-5.6 OSSは、35mm換算で
    27mm-202mmになるので、旅行とか普段使いは
    これ1本でだいたい行けちゃうから、18-135なのかな~
    解像感は今回のレンズが一番よさげだしね。

    望遠が202mmもあればね、結構ボケますしね。
    なのでボケも圧縮効果も楽しみたい。
    フィールド撮影がメインってひとは
    今回発表されたE 18-135mm F3.5-5.6 OSSを
    買うのが良いかもしれませんね~













    広角が足りないって人は、Zeiss Touit 2.8/12とか
    買えたせば良いと思うから~ >>映りはこんな感じ
    お金に余裕があれば、FE 12-24mm F4 Gでも良いかも。

    α5X00、α6X00系を検討されている方には
    個人的にはFE 12-24mm F4 GとE 18-135mm F3.5-5.6 OSSって
    組み合わせて買えば、ほぼ撮れない無い物はないって
    感じかな~って思いますけどね~
    もっと近くで撮りたいって場合は、FE 50mm F2.8 Macroの
    マクロレンズを別途購入してもらえればだいたいカバー出来ます。

    初めてレンズ交換式カメラを買われる方は
    レンズ沼って言葉に絶対遭遇するはずだから。
    沼に自分ははまりたくないって思うはず。
    そういう人向けに書くと。

    EマウントのFEとEの違いは、あくまでEは
    APS-C用につく品名で、Eだから画質が悪いって
    ことはありません。 αのメールマガジンとかで
    FEの方がうつりが良いって書いていることがあるけど。

    すぐにフルサイズ機を買う予定があって、両方で相互に
    使いまわすって計画が無い限りはFEだのEだのっていうのには
    惑わされる必要はないので、撮りたい距離、画角ベースで
    レンズは検討されるのが失敗しないと思います。

    メルマガ担当されるプロを語っている人、
    あれ毎回どういった神経で書かれているんですかね???
    Eはダメって聞こえるんだけど。あまり惑わすことや
    紛らわしい表現は良くないですよ。

    あっでもね。ここ最近のメルマガで福田健太郎さんが描いた
    最近の記事は良いっすね。
    APS-C用レンズのE番レンズも良いものは良いって書いている。
    あと実際のE番レンズを使用された作例もあるしね。
    >>>SONY αユーザ向けメルマガ 染まりゆく、秋の美を捉える
    >>> SONY αユーザ向けメルマガ 光と影で魅せる、冬景色

    頂けないのは、上の記事最後に貼り付けされている
    「APS-Cセンサー搭載EマウントカメラでもFEレンズが
    おすすめな理由」ってリンク先の内容がダメよ・・・(-_-;)
    >>>ちなみにリンクはこちら
    何がダメ? FEレンズは、フルサイズセンサー向けに
    創られたレンズなのでより高解像で美しい描写が可能です。
    って内容。。。はにゃ?? この2本のレンズを例にコメントするなら
    FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS
    E PZ 18-200mm F3.5-6.3 OSS
    この2本、レンズ構成はほぼ一緒。描写、解像感もほぼ一緒。
    FEはEより高解像って印象操作は良くないです。
    APS-Cセンサー搭載カメラで使うと焦点距離が
    1.5倍相当の画角なるって話も。別にFEレンズだから
    そうなるわけじゃないでしょうよ。 なぜこれがFEの良い
    理由になるのかな???
    最後の、レンズ資産として長く活用できる。ってなんでや??
    APS-C機を使い続けるかぎりは、レンズだって長く使う。
    FEだから長く活用できるなんてならない。基礎設計が
    古ければFEレンズだって長くは使えない。
    こういういい加減な内容は良くない。
    初心者の方は絶対参考にしちゃだめ

    何故ここまで噛みつくのか?は、実際α6300を購入して
    レンズをどうするか悩んでいた時、僕が上記情報に
    惑わされて、ちょっと失敗した経験があるから・・・

    APS-Cで使うなら、個人的にはこの辺が良い気がします。
    ① FE 12-24mm F4 G  (FE/E通して、12mmスタートはこれしか無い)
    ② Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS
    ③ E 18-135mm F3.5-5.6 OSS
    ④ E PZ 18-200mm F3.5-6.3 OSS (望遠が300m欲しい人はコレ)

    批判覚悟で個人的かつ独断と偏見で初心者向け・レンズ交換式は初めて
    APS-C機を買って初めてレンズを買う人向けのアドバイス。
    ※ちなみに、フルサイズをすぐに買う予定の無い人向けね。
    最初に買うなら②~④の3本のうちどれか。

    ②16-70:カフェで食べ物撮影したい、街中スナップをしたい。
          野鳥とか飛行機なんて撮らない、寒空で撮る意味が分からないし、
          軽くて映りが良いレンズというカジュアル使用な人向けかな~
          ファッショナブルに使いたいとかはコレかな?
          動画撮影もしたい人で検討される場合、
          F4通しでワイドが16mmなので16:9の画角を考えると
          これがベターかもしれない。
          あと、運動会とかで自分の子供を撮りたい場合ちょっと
          望遠が足りないと思うので、そういった用途もあるなら
          ③の18-135mmをお勧めって感じですかね~

    ③18-135:旅行や運動会でレンズ1本で済ませたい人。
            軽くて長時間使用しても腕が疲れないのが欲しい。
            今出ているAPS-C用のレンズで一番解像感の
            高いレンズが欲しい人。
            野鳥とか飛行機をガシガシおじさんに交じって
            やる気は無いけど~ 望遠の雰囲気は感じてみたい。
            望遠圧縮効果って言葉や表現に憧れるし撮りたい。
            テーブルフォトとか物撮りで、照明を使って少し本格的な
            撮影を試してみたいからボケが綺麗なレンズが欲しい人。
            動画をメインで撮りたいな~って人は、あまりこのレンズである
            必要はないかもしれない。 ④の18-200のパワーズーム付き
            と悩んでも良いが、解像感は③が上のような気がする。
            中央の映りは、③も④もたぶんさほど差は無いはず。
            ※これは実際に使ってみないと何とも言えないけど
              サンプルとMTF見る限りだとたぶんそんな感じ。

    ④18-200:動画撮影をしたいからパワーズームがどうしても欲しい人。
            ズーム中にF値が変動しても、まあ許容するって人。
            動画目的でF値変動が我慢できない、多少映りが悪くても良い
            PZ機能必須って人は>>>E PZ 18-105mm F4 G OSSへ
            スナップ目的な人で、旅行や運動会でレンズ1本で済ませたい人。
            多少重くても良いから、望遠が可能な限り遠くまで欲しい。
            なるべく解像感の高いレンズが欲しい。
            標準では花形フードが付かず角型でダサいから
            別売りの花形フードを購入ってなっても我慢できると思える人。
            カフェなんておしゃれな場所には縁が無いから
            インスタ映えする食べ物の写真は撮らないことが明白な人向け
            ※どうして? このレンズはワイドと望遠側で最低撮影距離が
             変わってしまうから、物撮りにはあまり向かない。
             テレ端(望遠200mm)時は最低50cmになる。
            野鳥とか飛行機撮影は~興味は無くはないけど~
            おじさん達にまじって望遠の雰囲気は感じてみたい人。
            望遠圧縮効果って言葉や表現に憧れる、撮ってみたい。
            でも300mmは野鳥や飛行機撮影としてはちょっと足りない
            から雰囲気を感じたい人ね。
            どうしてもちゃんと撮りたいって人は400mm以上を買って下さい。
            そしていきなりレンズ沼ようこそになるのは覚悟してね。
            そしてフルサイズへようこそになると思います。
            ④を買うって判断した人はね~潜在的な沼偏差値が
            高い人だと思うので、まあようこそって感じですかね。

    ②~④を使ってみてワイドがどうしても欲しいって思った人は
    ①のFE 12-24mm F4 Gか、Zeiss Touit 2.8/12を買ってください。
    ②~④の標準・中望遠ズームを使い倒してみて、どの画角が
    好きか?どれを多用するのかがわかってから、単焦点や他の
    焦点距離のレンズに手を延ばされるのをお勧めします。

    あとは、使いこなしてみて単焦点のf1.4とかの
    明るいレンズが欲しくなったら、それはその時
    検討してもらえれば良いですが。
    そうなったら、ようこそ沼へって感じですけどね('◇')ゞ

    ※ E PZ 18-105mm F4 G OSS←これはちょっとスナップ向けじゃ無い
    >>>E PZ 18-105mm 理由はこっち見てね

    風景とか街並みスナップとかメインで撮影するっていうので
    あればレンズとか交換している暇があまりないから
    今回発表された「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」
    このレンズは使いがってが良いと思いますよ。
    何か海外中心に焦点距離的に別に必要なレンズ
    じゃないから不要だ~的な評判が先行している
    みたいなんだけど。

    描写力と、解像感を考えるとこのレンズは
    後でじわじわ評判が上がりそうなスペックだと
    僕は思います。買って損なしだと思います。
    α6700が出て、センサー感度とか暗所性能が
    上がったらこのレンズ買っても良いかなって思う。

    この2本を比べるなら、サンプルしか見てないけど
    周辺までの解像感をみると18-135mmのが上かな~
    - E 18-135mm F3.5-5.6 OSS
    - E PZ 18-200mm F3.5-6.3 OSS

    レンズ沼系の話はまた今度ちゃんと書こうかな~
    αシステム Eマウントに特化した内容で。

    年明け早々ですが、Eマウントレンズが発表されましたね。











    2018年1月8日から開催のCES2018に向けての発表ですかね?
    今回のCES2018では、α系の新製品発表は無いって噂です。

    先日、sony alpharumorsでα5000がディスコンになった
    という情報があり、後継機のα5200が出る予兆か??
    といった記事がありましたし~

    今回新たに発表されたレンズがAPS-C用レンズってことで
    ひょっとしたらとか思っちゃいますよね。

    年末には、EマウントのAPS-C用の16-55mm f2.8
    出るって噂もあったし。

    Cineレンズ以外だと、APS-C用のレンズって
    2013年を最後にリリースされていなかったようなので
    APS-C用レンズが新たにリリースされたっていうのは
    良いニュースですよね。APS-C用のレンズは他に
    16mm f/1.4の噂もありましたしね~

    現行の後継機、α6700、α5200が2018年には
    出そうな噂がいくつか出ているので。
    今回のレンズ発表は、近くAPS-C機の
    リリースを予感させますよね~

    α6700の噂も出始めてますしね。これもsonyalpharumors
    Fotografia.itってサイト(イタリア?)で出ていた記事をDpreview経由(英訳)
    の記事みたいなんですが。

    - 精度と感度が向上したAF
    - 1 / 8000sシャッター
    - より高速化された連写性能
    - フラッシュのシンクロ速度が1/250秒
    - 改善された電子シャッター
    - 改善されたボディ内手ブレ補正
    - UHS-IIサポートしたデュアルスロット
    - RAWのカメラ内現像
    - 二重露光
    - Wi-Fi接続
    - 起動時のスピードと反応性の向上
    - 調節可能なタッチスクリーンモニター

    発表は2018年後半を予定しているとか。

    年末年始でAPS-C機関連の噂や発表で
    ちょっとざわざわしておりますね~

    2018年1月8日のCES2018はあまりカメラ系の
    ネタは期待しないほうが良いってことらしいですが。
    この流れだと、ちょっと期待しちゃいますね。

    2018年は年初めにα7Ⅲの発表予定って噂もあるし。
    3月のCP+2018まで色々ざわざわしそうですね~

    ではではまた