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2017/12/02

α7RIII [ILCE-7RM3] 届いたよ!!って、ことでレビュー 1発目~ 開梱 ~ピクセルシフトマルチ機能 テストショット

















ただいまです。 α7R IIIですが、予約が想定以上の数になり
出荷が遅れるってことでしたけど。さすがに、先行予約開始直後に
予約したので、予定通り25日出荷分が届きました。

ソニーストア

でもでも。。
α7RⅢ [ILCE-7RM3]の11/25発売日に配達があったんですが。。。

ちょっと京都の方に撮影にいっていたので受け取れず・・・
配送センターに預かってもらって11/26の朝にこっちに
戻ってきたので、お家についてすぐ配送センターへ~

この日は、対面までず~っとミニオンの
オープニングの音楽が頭でず~っとなり続け

いや~ようやくの対面です。
















さっそく開梱です。。わくわく
















梱包はこんな感じで、上にストラップ
右に充電器、白い布に包まれるわ~
















ハイ、この子。 α7RIII [ILCE-7RM3] (a7RIII)です。













背面はこんな感じです。
マルチセレクターこと、ジョイスティックもついて
フレキシブルスポットモードでフォーカスを合わす時の
操作も格段に速くあわせられるようになりますね。

α6300はダイヤルボタンで操作していて
そんなに気にはならなかったんだけど。
マルチセレクターは良いですね~
やっぱり斜めにスポット移動が出来るのは良いですね~













カスタムボタンもα6300に比べて多いですし。
シャッターボタンの下にあるダイヤルと
モードダイヤルの右後ろにある背面のダイヤル
シャッタースピードと絞りをそれぞれ割り当てて
使ってみたけど、これもかなり良いです。。。

α6300からステップアップすると
こんな当たり前なボタン類もちょっとした感動ポイント。

初めてのフルサイズ機。。。
α6300に比べて重厚感というかずっしりしてますね。
さっそくですが、FE 24-70mm F2.8 GMを装着してみた。


























あ~んで、電池は3個べつで購入。
これでバッテリーに心配もとりあえずないだろう。













んで。さっそくですけど。
たぶん、皆さん一番気になってる機能
ピクセルシフトマルチ機能をちろっとテストしてみました。

26日に届いてから、記事のアップが遅かったのはですね~
ここ数日、α7RⅢで色々テスト撮影に出かけていて
もう夜は疲れてHPに記事をアップするまえにダウン。

しかもですね。。
Adobe Lightroom(camera raw)がいまだにα7RⅢの
RAWに非対応なんですよ~ なのでちょっと困ってます。
仕様上は、α9と同じのソニーARW 2.3フォーマット
なんだけどな~ 何かやたら時間かかってるな・・・

もうちょっとでリリース出来るかもって情報はあるけど。
ムムム・・・
>>>12/17更新 Adobe lightroomでRAWがやっとα7RⅢ対応はコチラ

[2018/12/27更新]-----------------------------
最近この記事への参照が増えているので
lightroom/CamerRAWの最新版でのサポート
状況について補足しておきます。

ピクセルシフトマルチ機能で撮影したデータについて
4枚の合成は、Sonyの純正ソフト Imaging Edgeで
のみ対応しています。

Imaging Edgeで合成後に出力される
ARQ形式(RAW4枚合成後のファイル)

合成後のARQ形式(RAWのようなファイル)の
データをlightroom/CamerRAWに取り込み
現像作業することは可能になっています。

2018年の夏ごろのリリースから使用可能に
なったような気がします。












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まあしょうがないので。
とりあえず、Imaging Edgeをダウンロードして
ちょっとまこれを使うしかないんだけど。。。
Editモードなんですけど。。
lightroomとかに比べると、ちょっと使えないですね。

まあ趣味レベルで明暗とかちろっといじるくらいなら
良いと思うんですが。。。 仕事では利用できなさそう・・
操作ステップも多いし、拡大/縮小するにも操作ステップが多くて
これで作業するってなるとちょっと辛いかな。。。

まあ、とわいえ。ピクセルシフトマルチ機能で撮影したデータは
Imaging Edgeじゃないと合成出来ないので、これを使うしか
ないんだな~














これがImaging Edge viewerの基本画面です。
左がフォルダ選択の階層表示画面、その右が
画像データの選択画面で、イメージが一番右に
表示される感じ。

ピクセルシフトマルチで撮ったデータは画像データ選択画面の
サムネイル表示されている画像したに01/04~04/04って感じで
表示されるので、どれがピクセルシフトマルチ撮影した
データかわからなくなることは無いかなって感じです。














んで、01/04~04/04をShitキーを押しながら選択したら
サムネイル画像の白枠が、選択された画像はオレンジ色に
変わります。その状態でマウスの右クリックをすると














メニューが表示されるので。
ここから「ピクセルシフトマルチ撮影 画像の合成」を選ぶと














出力データの保存形式は3種類。

①ARQ形式
②JPEG形式
③TIFF形式














保存形式のプルダウンメニューに、保存データの形式を
選択します。

んでARQですがけど。 これもImaging Edgeでしか
表示できないので、RAWみたいな形式みたいですね。
最終的にImaging Edgeで現像出力しないと一般的な
画像Viwerではみれないっす。















んで、JPEG形式を選択すると画質選択があって
詳細設定画面で圧縮レベルを選択できます。
まあ、使っても圧縮レベル1くらいしか使わないでしょうね。














TIFFだと、8bitか16bitが選べて。
さらに色空間でeRGBとAdbove RGBと
Wide Gamut GBの3種類が選択可能です。

んで、ARQ形式で出力した画像をImaging Edgeの
Editソフトで現像出力するってフローになりそうです。














JPEG/TIFFのどれで出力するかを次で選択して














出力先フォルダと、色空間/圧縮レベルを選択して保存ボタン
を押下すると














ゲージが出てきてデータが出力されます。
以上が、ピクセルシフトマルチ撮影画像の現像フローになります。

で、さっそくですが、実際の撮影データはどうかって
気になると思うんですが。

ピクセルシフトマルチ撮影は、4枚の画像を1画素ごとにずらして
約1億6960万画素の画像を合成するって仕組みなんですが。
風景写真を撮るってなると、やっぱり多少の被写体ブレが
起きることは多々あるわけですね。 風とかね。

んで、撮影前のこの機能をどうやって使うのが良いのかな~って
思っていたんだけど。 ちょっとの被写体のずれも許さないとなると、
撮影対象が限りなく限定的になると思うんです。

だから、長光で撮影してブレる物はブレを活かして
静止物の高解像感と、長光表現で光跡とかわざと被写体ブレを
させたものとの対比で良い感じになるんじゃないかって
想像してたんだけど・・・

そう・・・なん無いんっすよ。
そうはうまく想像通りに良かないんですね~ 残念・・・
















まずは一枚目。これは六本木ヒルズに毛利庭園から
撮影した紅葉のもみじと六本木ヒルズの写真。

データとしては、左がRAW撮影したものをTIFF出力した物。
右半分がピクセルシフトマルチ撮影したデータをTIFFで
出力した物です。 ※データはオリジナルサイズなので
ダウンロードしてみてもらえれば詳細まで見れるはず。

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まあ、オリジナルからトリミングしたのがこれね。
モミジが多少風で揺らいだんでしょうね。

揺らいだモミジの周りのデータ合成がうまくいかなかったんでしょうね
なんか1ピクセル単位で細かなドットが目立って格子状になっちゃってる。。。
も~う!! 全然ダメダメじゃ~んって。。
見事に都合の良い推測(期待)は大外れ。。。

これ見て思ったことは。。。
だっさいな~Imaging Edge。。。
いや~なんでそう思うかって。

ハイビジョン放送が開始されたころって
動画の配信設備の容量問題ってのがあったわけですよ。
テレビの画面って、1枚1枚の静止画を
1秒間に30フレームの画像を次々と表示させて
動画にしてるんだけど。

1枚当たりのデータ量をいかに少なくするかが課題で。
動画の圧縮技術で、前後の画像データ間で差分の
ある部分のデータだけ置き換えて、静止して動かない
色が変わらないピクセルは同じデータを送信しないで
前後のデータで使いまわすような仕組みで
動画データのデータ量を劇的に圧縮することが
出来たんですが・・・

ん? なんでそんなこといきなり書き出しかっていうと。。
だって、このピクセルシフトマルチ撮影だって。
Imaging Edgeで合成する時に、動態の部分とか
静態なのかくらいある程度判別できるでしょ??

もうさ~そんな判定処理は一切してないで
単純合成しかしてないってことだから。。。

格子状に表示されちゃ~も~風景写真では使えないっすよ。
まあ、とりあえずそんな使用はそもそもメーカーで想定して
いないから文句いったところで意味ないんだろうけど。。。

何か、本当に基本的な使用条件しか想定しないで
開発すすめちゃったんだな~って思って。
SONYなのに・・・なんかユーザが使う想定外の使用方法まで
見越して多少は要求仕様に盛り込んでいるかな?
って期待したけどそう甘くはなかったですね~
現状だとゴリゴリの静物しかダメって感じですね。。

まあ、こうやって想定外の使用例をレポートとして書くことで
メーカに伝わってImaging Edgeの次期バージョンに処理が
盛り込まれたらうれしいんですけどね。。。
とりあえず現状だと不満だってことは伝えておきます。
ソフト側の改善だから、カメラ本体の改善じゃないので、
比較的ハードル低いと思うだよな~

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揺らぎ有りの処理モードとか追加してもらって
長時間露光で撮影したようなデータでブレた部分を
うまくブレた感じで合成できるようなモードを作って
貰いたいっすね。 でも、そうしないとあれよ。
この機能は完全静態にしか使えないってなるから、
もう本当に利用条件が限定されるので、宝の持ち腐れ的な
機能になっちゃうと思うけど。 利用頻度の低い機能になっちゃうよ。
※あと多少わがまま言うとやっぱりカメラで合成しちゃって欲しいな・・・
















これはカレッタ汐留のイルミネーションをピクセルシフトマルチ撮影
したもの。左がRAWをTIFFで出力した物。
右がピクセルシフトマルチ撮影したデータをTIFFで出力したもの。
これも、イルミネーションのロウソクモチーフの部分の色が
色々変化するので、そこがうまく合成できていないのがわかると
思います。

でも、約1億6960万画素を合成した高解像な感じはわかるかと
ツリー下のケーブルの映りもケーブルのねじれ部分まで
くっきりと映ったり。 右上の通路下の質感とはかなり
ヤバイですね。。。 まあローパスフィレタレスの
高解像の画質はこの1週間ビンビンに感じながら
撮影していますです。

α6300にGMレンズつけて撮影した時、かなりクリアーに
写るな~って思ってたけど。。。
α7RⅢはやっぱりなんていうか。。次元が違う感じや。
次回のレビューは、各ISOのノイズ、手ぶれ補正の
効き具合とかを書こうかと思ってます。

ちなみに、六本木ヒルズはFE 24-70mm F2.8 GM
カレッタ汐留のイルミはFE 16-35mm F2.8 GMで
撮影しています。

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とりあえず、ピクセルシフトマルチ撮影。。。
この機能の使いどころをもう少し考える必要があるかな~
今後ももう少し条件変えたりとで試してみて、使いどころが
見つかったらここで報告しますね。
かんたんではありますが。
α7RⅢの撮影レビュー1回目はこんな感じで。

>>>α7RⅢ レビュー② ISO感度テスト編はコチラ
>>>α7RⅢ レビュー③ 動画テスト 高感度ISO編はこちら

p.s.
 先日の京都は、久しぶりに高速バスなるものに乗ったんだけど
 座席近くの夫婦が、旦那は朝までエンドレスいびき。奥さんは
 意味不明な寝言攻撃・・・ おかげで一睡もできず・・・
 ノイズキャンセルイヤホン買わんとダメやな・・・
 大泉さんとミスターの気持ちが痛いほどわかったよ・・・

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ではではまた