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2018/02/20

E PZ 18-105mm F4 G OSS (SELP18105G) レンズレビュー ④ 作例紹介















さてさて。
さっき半年寝かした?
書きそびれていたE PZ 18-105mm F4 G OSS (SELP18105G)
レンズレビューを書き終えたところ。。

んで。そういえば↓この子の作例を紹介していなかったかな?
E PZ 18-105mm F4 G OSS

って思ったので。
このレンズでスチルはダメだよっと以前お話したものの。
このレンズは値段も安いしね。。。
作例見てもらって参考にしてもらうのもありかなって。

まず、なんでスチルがダメだよって言ったかというと。

















このサイズ感なら全然問題ないんだけどね~
写真の2Lサイズ程度にプリントアウトして観るなら
このレンズでも全然問題ないんだけど。

上の写真の左端を等倍で切り出すと。
周辺の歪みが、画質劣化が大きいんですね~
なので、あまりスチル用としては良いレンズでは
無いと説明したんですね~ 絞っても改善しないからね。














とわいえ、商業写真、営業写真を撮るわけでは無く
個人で撮影して、撮った写真を見る媒体が
iPadとかタブレットサイズ程度の大きさでしか見ません
といった人には、このレンズで撮ってもたぶん大丈夫。

中央は結構解像感が出ますからね。
















東京タワーを真下から撮影したものですが。
中央部分を等倍で切り出してみると
















中央ですね~結構解像感が出てカリカリと映るんです。
ちなみに東京タワーは18mm(35mm換算27mm) f4.5です。

最近メーカが押している4Kテレビで写真を見ましょうって
このレンズで撮った写真を50インチオーバーの4Kテレビで
見るとさすがに周辺の甘さが気になるはずです。

なので、撮影した写真の視聴環境がタブレット程度でしか
見ませんよ~っていう方にはこのレンズでも十分かもです。
お値段も5万円ていどでお安いですし。軽いしね。

手前のバラにピントを置いて、背景ボケのある写真も
撮れます。この写真は背景の建物の輪郭を残したかったので
f11まで絞っていますが。 開放で撮れば、背景はもっとボケます。
















玉ボケは~
















ハイ年輪ボケは出ます。
まあね、こればっかりは出ます。
逆に出ないレンズは無いっす。
(単焦点のSTFレンズとか別ね)
出にくいレンズはあるけど、バカ高いです・・・
ので、その辺はコスト見合いってことで。

36mm(35mm換算54mm) f10  SS1/200
















43mm(35mm換算64.5mm)  f13  ss1/80
















55mm(35mm換算82.5mm)  f7.1  ss1/40
















30mm(35mm換算45mm)  f7.1  ss1/40
















このレンズは、APS-C向けなのでフルサイズのボディ検討
されているかたはわざわざこれを買う必要ないです。

フルサイズボディを検討されている方で同様の標準ズーム
をお探しの方には、同じズームレンジを持った、
FE 24-105mm F4 G OSSの購入をお勧めします。
値段はこのレンズの倍ですが・・・



まあ、フルサイズボディにE PZ 18-105mm F4 G OSSは
ちょっと厳しいっすよ。
フルサイズにはAPS-C/super35mmモードとかクロップモード
とかAPS-C用のレンズを使えるようにするモードもありますが。
わざわざクロップしてまで使うレンズでは無いかな~って。

APS-Cボディを検討されている方で、レンズを迷われている方
いまなら迷わず僕はこのレンズをお勧めします。
今年2月に発売されたばかりのE 18-135mm F3.5-5.6 OSS」

値段も¥64,630と、E PZ 18-105mm F4 G OSSとほぼ一緒
E 18-135mm F3.5-5.6 OSSレンズについて詳細はコチラ

写りは「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」の方が段違いで上です。
レンズ機能の違いはパワーズームが付いていないくらい。
でも高解像感と良い、レンズ周辺までの解像感をキープできる点
E 18-135mm F3.5-5.6 OSSがいまEマウントAPS-Cの中で
一番良い気がします。

E PZ 18-105mm F4 G OSSが今¥56,952で買えますが。
E 18-135mm F3.5-5.6 OSSは、それから1万円ほど上ですが
そうね~1万円多く出すだけの違いがありそうですけどね~
レンズ設計も新しいですし、MTF曲線のデータからも
1万円のちがいなら「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」こっちでしょうね~











参考までにE PZ 18-105mm F4 G OSSのMTF曲線がコレ↓














曲線の右側の数値の落ち込みがE PZ 18-105mm F4 G OSSの
ほうが大きいのが図表からも読み取れるかと。

メーカ提供のサンプルとかも見ても
E 18-135mm F3.5-5.6 OSSは
周辺までしっかり描写していますから。
今APS-Cボディを検討されていて、レンズを迷われている方は
E 18-135mm F3.5-5.6 OSSの同時購入がお薦めっす。

最後のE PZ 18-105mm F4 G OSS (SELP18105G) レンズレビュー
でしたが。 いかがでしたかね?
周辺の描写力の落ちがどうしても気になるこのレンズ。
どうしてもパワーズームが欲しいから、周辺の解像落ちは
死んでも文句言いませんと宣告出来る人以外。
または、F4固定じゃないと我慢ならんっていう人以外はですね~

E 18-135mm F3.5-5.6 OSS この子が発売しちゃった今となっては
わざわざ選択するモチベーションは無いかな~

APS-C機ご検討の方、E 18-135mm F3.5-5.6 OSSを買って下さい。
参考基準はこちらの記事を参考にして下さい。
E 18-135mm F3.5-5.6 OSSレンズについて詳細はコチラ


[過去記事:E PZ 18-105mm F4 G OSSレンズレビュー]
>>> 1回目、メリデメまとめ編はコチラ
>>> 2回目、MTF曲線から見るデータ編はコチラ
>>> 3回目、実写サンプルレビュー編はコチラ


ではでは、また

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