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2019/07/17

[更新:国内でも正式発表]Sonyが7月16日に海外で61MPの高画素機 α7RⅣ (ILCE-7RM4)を発表しました。事前に噂のあった8Kは無し。

画像はすべてsony HPより
















7月16日 日本時間の23時にSonyがニューヨークで
製品発表会を実施しました。

気になる発表内容ですが。
α7RⅣ (ILCE-7RM4)を発表。













発売は、2019年9月を予定
価格、3500 US$
(日本円だとおそらく40万円前後)

---7月17日更新-------------------------------------
17日 13時にSony HPが更新され。
国内でも、α7RⅣが正式発表されました

発売日は 9月6日
2019年7月23日(火) 10時より予約販売開始予定

価格はオープン価格となっていますが。
プレスリリースで参考価格として記載されている
市場推定価格は税抜き40万円前後ということなので
まあ想定通りの価格になりましたかね。

α7RⅢが税抜きで369,880円だったので、
新規センサー搭載やバッファ量増大等々の影響か
多少価格は上がりましたね。
まあ、第三世代のα7RⅢ、α7Ⅲが原価低減効果で
安かった等々あるので、元の価格設定に戻った
って感じなのでこんなもんでしょうね。

いまのところ、キャッシュバックキャンペーンの
告知等はまだ無いみたいですね。
※まだ既存のカメラのサマーキャンペーン中なので
 α7RⅣ含んだキャッシュバックは↓このキャンペン
 が終わってから発表される可能性はあるかもかな?










7月19日(金)よりソニーストア直営店で

事前展示有り。 展示実施店舗は以下
ソニーショールーム/ソニーストア 銀座

他以下店舗は7月20日から展示
ソニーストア 札幌
ソニーストア 名古屋
ソニーストア 大阪
ソニーストア 福岡天神

先行展示では、縦位置グリップ「VG-C4EM」
も同時展示されるようです。
9月6日 メーカー希望小売価格:38,000円+税







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昨日夕方くらいから急に噂サイトで情報出てきて・・・
事前になんら噂情報が無かったにも関わらず、
発表直前で、突如α7RⅣの発表があるかもしれない
という速報通り、α7RⅣが発表されました。

その一方で、15日までに出ていたあらゆる噂は
まあ大方ハズレって感じでしたね。。。

α6500の後継機が出るとか、フルサイズのエントリー機
が出るとか。。 RXシリーズに関しては、90%確実に
発表があるとか・・・ 色々噂がよりどりみどり
でしたが・・まあ、ほぼほぼハズレで。

サプライズで、α7RⅣでした~
またソニーに出し抜かれた感が満載ですね・・・
Sonyalpharumorsとか、2年前に続いてまた
自己反省とか記事あげちゃうのかな・・・

ちなみに、α7RⅣについて
製品発表直前に上がっていた、8K対応!!
とかいう噂は、どうもガセネタだったみたい・・・

というわけで、実際に発表された内容は
以下の通りっす。

登壇したのは、シニアゼネラルマネジャーの田中 健二さん










製品発表のイメージ映像


①センサー (画素数) [new]









センサーは、新規開発の35mmフルサイズ
裏面照射型CMOSイメージセンサーで
有効画素数6100万画素のセンサーを採用。











有効画素数6100万画素の超高画素のこのセンサー
クロップ(APS-Cサイズ)しても2620万画素の
高解像の映像を得ることが出来るので。
野鳥や動物撮影で、トリミング前提の撮影でも
いままでにない高画素映像で撮影可能になります。

②画像処理エンジン [new]
今回の新規開発のBIONZ X画像処理エンジンは
α7RIIIの約1.5倍の解像度を提供する。
低感度時は約15ストップの幅広いダイナミックレンジ
を実現と新製品情報に記載されているが。
この15ストップのダイナミックレンジという
数値自体はα7RⅢと同じですが。
これに関しては、どれだけ違いがあるのか
実際の比較をしてみないとわからない
でしょうね。。

③シャッタースピード [new]
6100万画素の超高画素にも関わらず
AF/AE追随最高約10コマ/秒の高速連写
を可能にしています。

秒間10コマというの、前機種α7RⅢと
数値的には同じですが、画素数が61MPへ
大幅に高画素化されたにも関わらず、
秒間10コマをキープしたのは驚異的。











ちなみに連続撮影時のバッファ量について
α7RⅢに比べて、約1.5倍と増量され
 JPEG (Extra fine/Fine) および、圧縮RAWで
68枚まで連続撮影が可能になっています。












④ISO感度
ISO感度に関しては、既存α7RⅢから数値的
に変更無しで、常用ISO100-32000で
拡張で下限ISO50、上限ISO102400と
同じです。

画像処理エンジンの進化で、好感度時のノイズ
耐性がどれだけなのかも、実際に試してみないと
わからないので、これも早く試してみたいですね。

⑤手振れ補正
これもα7RⅢから変更無し。
5.5段の補正効果を実現する光学式5軸ボディ内
手ブレ補正を踏襲といった感じ

⑥EVF / LCD [new]
約576万画素のUXGA (Ultra-XGA) OLEDを
採用。ファインダーフレームレートは、
全機種と同様の120fpsと、動体撮影時も
残像が少なく滑らかな映像を得ることが可能。

NTSC mode: STD 60fps / HI 120fps
PAL mode: STD 50fps / HI 100fps
※日本 NTSC

ちなみに、背面液晶は現行機から変更無し。
144万画素、7.5cm (3.0型) TFT駆動
角度調整機能 上約107°、下約41°という
仕様になっています。 これは非常に
残念ですね。。。 チルト機構も
現行と同じで、バリアングルなど期待
していたのですが、対応無しです。
これは非常に残念、マイナスポイント
ですね・・・

HPのデータ見ているだけではわから
なかったのですが、おそらくタッチパッド
について、メニュー操作の対応は無く
α7RⅢ同様、マルチセレクター等での
操作と、ここも変わらずとなりそう。

まあ、原価低減措置で背面液晶に関して
現行機と部品を共通化したんでしょうね。。
う~ん、、ちょっと中途半端だね・・・

⑦UHS-II対応 デュアルスロット [new]
今回α7RⅣでは、Slot1, Slot2ともに
UHS-IIに対応されました。
これで、両スロットともにカードの速度を
そろえることが出来るようになりました。












⑧オートフォーカス 

瞳AF/トラッキングAF [new]
α7RⅢでは、瞳AF(人/動物)までは対応が
入っていましたが、α7RⅣではトラッキングAF
など、最新のソニーのオートフォーカス技術が
すべて詰め込まれることになりました。

さらに、α7RⅣでは動画撮影時の瞳AFが
初対応となります。

フォーカスエリアについて[new]












567点像面位相差AFフレーム(高さ約99.7%、幅74.0%)
広く高密度のAFをカバー。 425点コントラストAFは、
高精度フォーカシングをサポート。

α7RⅢが、399点像面位相差AFセンサーと
425点コントラストAFで撮像エリアカバー範囲が
縦約68%×横約68%だったので、フォーカスの
カバー範囲に関しては正常進化といった感じ。


⑨ピクセルシフトマルチ撮影[new]
16枚同時シフトマルチ撮影が可能になります。
これによって、9億6,320万画素相当の画像から
約2億4080万画素(19008×12672)の画像生成
が可能。

α7RⅢでは、4枚合成までだったので、
さらに高解像な画像が得らえることになりますね。

ちなみに、この機能あいかわらずカメラ内合成が
出来ないようですね。 合成するにはImaging Edge
を使って合成する必要があります。

まあ気になるのは、連続16コマ撮影をすることに
なるのですが、シャッター間隔がどれだけ
短縮されるかかな・・・

α7RⅢでは、ファーム更新で最新版では
撮影間隔0.5秒まで短縮されましたが。
それでも、風景撮影には厳しいので。。
撮影間隔がもっと早くならないとな・・・


⑩グリップの改善 (ボディサイズ)[new]










従来のグリップより、中指部分の張り出しが
増やすことでグリップ感の向上を図った様子。
小指用のスペースの改善したとのこと。
ちなみに、以下がα7RⅣのボディサイズです。

















α7RⅢのボディサイズが以下の通り。
 

 <外寸>
α7RⅢ:約129.6mm(幅)×95.6mm(高さ)×62.7mm(奥行)
α7RⅣ :約128.9mm(幅)x96.4mm(高さ)×67.3mm(奥行)
(共に奥行はグリップからモニターまで)

<重量>
α7RⅢ:本体のみ572g / バッテリー込 657g
α7RⅣ :本体のみ578g / バッテリー込 665g

※バッテライフは、EVF使用時で約530枚、
 背面液晶使用時で約670枚ってことなので。
 これは、α7RⅢに比べてもほとんど変わらず
 なので、バッテリーの持ちに関しては
 心配する必要は無さそうです。


上記寸法からみて、グリップ周りが少し
張り出しが大きくなっているようですね。
それによって、グリップ感の向上を図った
みたいですね。 そこを除くと、縦横の
サイズはほぼ同じようですね。













ボタン配置や外部接続用のインターフェス等
既存とあまり変わらずって感じですが。
大きく異なるのが、リアダイヤルの設置位置
が埋め込み式から、カメラ上部配置へ変更
されたようですね。

あとは、露出補正ダイヤルにロック機構が
追加くらい? この露出補正ダイヤルも
カスタム可能になっていたらよいけど。
それはまだ現段階では分からないです。

⑪ 動画機能 [new]
動画機能に関しては、動画でも瞳AFに対応
したのと、ファストハイブリッドAFと
トラッキングAFに対応した以外はこれといった
新規要素はないみたいですね・・・

なんか、ちょっとがっかりというか。。
センサーが新しくなった以外に何があるの?
って感じになっちゃってるな・・・
まあ良いカメラなんだろうけど。。

発表直前の噂では、8K対応とかの出てたけど。
蓋を開けたら8K対応は無しでしたね。。
まったく、ガセネタにちょっと躍らせて
しまったですよ・・・





⑫ その他、新規オプション品

ECM-B1Mショットガンマイクロホン[new]



明瞭な録音用のデジタルオーディオインターフェース
Multi Interface Shoe(MI Shoe)で強化された
デジタルオーディオインターフェース。
新しいECM-B1Mショットガンマイク、または
新しいXLRアダプタキットを使用して、劣化を
最小限に抑えて高品質のサウンドを録音できます。

縦位置グリップ VG-C4EM[new]












大容量のNP-FZ100バッテリーを2個搭載可能な
縦位置グリップの新規オプションも発表。

⑬ メニュー操作が一新[new]
α9の最新のファームアップでインタフェースが
ガラッと変わってましたが。

同様の変更が、α7RⅣにも入るようですね。
メニュー画面上のカスタムキー設定の図の表示など
使いやすくなっています。 また、フロントダイヤル
またはFnボタンを片手で使用してメニュータブを
切り替えることが出来るようになっています。













レビュー再生画面でその場で星評価と画像保護
をしたり、10/100枚の写真ごとにジャンプ表示を
したり、連続ショットをグループレビューに
したり可能になっています。













新しく追加された設定の保存/読み込み機能により、
カメラの設定をSDメモリカードに保存してカードから
読み取ることができ、必要に応じて他のカメラと
共有することができるようになりました。
これはかなり便利ですね、複数台の運用を
する場合なんか、これですぐに設定を
引き継ぐことが可能になります。













ちなみに、この機能「Imaging Edge Mobile」
アプリケーションVer. 7.2(2019年7月公開予定)
で、「カメラ設定の保存と反映」機能、カメラ電源
OFF時のデータ転送機能、縦位置動画情報の記録機能
に加え、『RX0 II』への対応などが追加されます。


まあ、こうやって見てみると。
新規開発の61MPセンサーは化け物級としても。
それ以外に関しては、まあなんとも目新しい
物はありませんでしたね・・・

PlayMemories Camera Apps非対応はもう
定番化しちゃってますけどね。
その代わりの機能が何か実装されたか?
っていうと、なんも無し・・・
いい加減ね、多重露出撮影機能とかさ~
コンポジット機能とか入れてよね。。。

PlayMemories Camera Appsで対応していた
それらの機能がもうかれこれ3年無い状態が
続いているんですけどね~ソニーさん・・
タイムラプスは、今回のα7RⅣで完成イメージ
をプレビューする機能とか、申し訳程度の
追加機能はあるみたいだけど。。。
とわいえ、失ったままの機能が多いんだけど・・・
なんだかな~

にしても、数週間前からざわざわざわざわっと
噂サイト界隈で、いろんな情報が飛び交っていて
マスマーケット向けカメラが出るとかで、
α5とかのエントリー機か??
はたまた、α6500の後継機か???
とか、RXシリーズは確実に発表されるとか・・
なんだったんでしょうか・・・

とわいえ、認証機関に今日のα7RⅣ含めて
4台分のカメラについてのコードが登録されて
いるのは事実なので、今月末なのか??
来月なのか? また近いうちになにかしらの
製品発表が立て続けにありそうな雰囲気は
ありますね。

う~ん、今回のα7RⅣ。。。
どうしようかな~ 欲しいっちゃ~欲しいけど。。
61MPセンサー以外に何か魅力的な何かが
このカメラにあるのかな???
まあ紛れもなく良いカメラといのは
間違いないんだろうけど。。。
α7RⅢほど売れないような予感が・・・

とりあえず、長文にお付き合いいただき
ありがとうございました。

ではでは、また