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2017/08/13

E PZ 18-105mm F4 G OSS (SELP18105G) レンズレビュー ② (MTF曲線の見方)















前回レンズレビュー①で、E PZ 18-105mm F4 G OSS の
レンズレビューをメリデメベースで書いてみたけど。
もう少し、データをベースで追記していこうかと。


















これ、SONYの製品ページからなのですが。
E PZ 18-105mm F4 G OSSのMTF曲線です。

MTF曲線の見方ですけど。上の表のx軸の一番左が
レンズ中央部分の特性を表しています。
右に行けば行くほどレンズの端を表現しています。

y軸はコントラストを表していて、ソニーの場合100%表記。
んで、空間周波数の10本とか30本とかありますが。
これは簡単にいうと、10本の曲線がコントラスト100%に
近い状態で中央からレンズの端(表でいう右)まで
一定で100%に近く遷移するレンズは、コントラストが良く
ヌケの良いレンズということになります。

30本の曲線は、数値が高いほど高解像なレンズとなります。
なので上の表の右側までびったり100%に張り付いていれば
そのレンズはレンズの端まで高解像をキープする良いレンズ
ってことになります。

んでそれを踏まえると、このE PZ 18-105mm F4 G OSSはどうなの?
ってなると。 中央は100%に近いので、コントラストも解像感も
良いレンズってなります。 でも表の右側に行くと、曲線が落ち込んで
くるので、コントラストも解像度も、レンズの端だと結構落ちるよって
いうのを表してますよね。

これはメーカページで確認できるので手っ取り早く
レンズ性能を把握するのにやくだちますよね。


僕の場合、他に外部の評価も見たりするのですが。
DxOMarkっていう、レンズの評価を公表しているところがあるんだけど。
そこの数値データとか、評価担当のレビューとかを見て参考にしています。

ここの評価結果の一例として
キットレンズのSony E 16-50mm f/3.5-5.6の評価が
α6000に装着したテスト結果として、総合点数13

E PZ 18-105mm F4 G OSSは、同じα6000に装着して
総合評価15点なので、キットレンズよりは良いって評価。

とわいえズームレンズの場合、望遠側の値がどうしても
悪くなりがちなので総合点数は総じて低くなりがちなので
総合点だけじゃなく、どちらかというコメントを参考に
してもらえると良いですよね。

DxOMarkのE PZ 18-105mm F4 G OSSのコメントが以下ね。

中央の解像力は、24MPのα6000でもズーム全域で良好で、
9P-Mpixは比較的高い解像力だ。しかし、エッジとコーナーの
シャープネスが欠けていて、絞っても改善しない。

18mm側でかなり高い糸巻き型の歪曲が出る。
18mm-24mmと105mmのズーム両端で面倒な色収差がある。

といった感じ。なので中央はかなり良好で、周辺はダメ。
MTFの特性と近しいコメントになっていますよね。

あと僕が良く見るレビューサイトが
フォトヨドバシとマップカメラのkasyapa。

んで、E PZ 18-105mm F4 G OSSのレビューが
マップカメラのkasyapaに出ていますね。
※フォトヨドバシでは見つからなかった。

それほど悪いことコメントしていなくって。
比較的軽量コンパクトで、35mm判換算で27-157.5mm相当で、
使い勝手の良い焦点域で。160mm近い望遠端での撮影でも、
コントラストや発色も良好。無理の無い高画質を実現している。

最短撮影距離45cmというのもあってコメントでは
マクロ撮影でも十二分に活躍出来る精細感のある描写だ、
電動ズームも非常に滑らか、かつ静粛な作動で、
大きなズーム比と相まって動画撮影にもぴったりの仕上がりだろう。
葉の1枚1枚の表面の質感までしっかりと伝わってくる。

逆光にも強いレンズだ。屋外の日光でも、こうしたフロントライトの
強い光源でも、ゴースト等はほぼ見いだせなかった。

とかとか、ちなみに2013年12月13日のレビューコメントなので。
まだまだEマウントレンズのライナップがいまいちの時代なので
いま同じ人にレビューしてもらったら、コメントももう少し変わる
かもしれませんけどね・・・

あと。E PZ 18-105mm F4 G OSSって
Gの刻印があって、Gレンズってあるんだけど。

そもそもGってなんやねん。って素朴な疑問。
メーカーページでこんなの見つけた。

ソニーのαレンズにおいて、カールツァイスレンズと
双璧を為すのがGレンズである。
Gレンズは、コニカミノルタ時代より長年培われてきたレンズ技術を継承し、
さらにソニー独自の設計技術、品質管理技術が注ぎ込まれた高性能レンズ群。
つまり、"G"の刻印は、光学テクノロジーの枠を極めた
構成のレンズのみに与えられた称号なので。
さらにこの"G"にはハイレベルな写真表現を追求した
3つの開発コンセプトが込められている。
Gレンズが"G"たるゆえんでもある。
その3つのこだわりはここに紹介しよう。
Grace   優美なレンズが宿す美しい描写
Gather  比類無き集光力
Gratify 期待と満足に応えるレンズであるために


・・・個人的にはE PZ 18-105mm F4 G OSSは
そこまでたいそうなレンズでは無いけどね・・・

次回、実際に僕が撮影したサンプル使って
どんな感じか書こうかな~って思ってます。

>>>前回1回目、メリデメまとめ編はコチラ
>>>次回3回目、実写サンプル編はコチラ
>>> 最終回、作例紹介編はコチラ

ではではまた

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