2018/02/28
SONY α7Ⅲ(ILCE-7M3K)を国内正式発表!!
今回は昨年の秋と違って、順当に発表されましたね~
α7Ⅲ、本日国内でも正式発表となりました。
3/1から横浜で開催されるCP+ 2018で実機が展示されます。
またモデルさんがいるブースでお試し撮影とか試せそうですね~
僕は行けないですが・・・(-_-;)
確かあれっすよね?
SDカード持参したらデータ持ち帰りOKじゃなかったっけ??
まあいかれた方は係員に聞いてみて色々試してみてください。
んでんで。。。事前に出回っていた噂を検証しましょうね~
SonyAlpharumorsで事前の噂で出ていたスペックは以下ですが。
- 24MPセンサー
- 7 fpsの連写性能
- 425点のコントラストAF
- 167点像面位相差AFセンサー
- ジョイスティック
- α9とα7RⅢで採用された、Zバッテリー
- タッチスクリーン
- 4k録画 24 .25 and 30 fps.
- 1080p 24.25.30 and 60.fps.
- 価格がUS$1899
さて、今回は噂は当たっていたのかにゃ??
①センサー 24MP・・・まあ正確
今回、新規開発の24.2メガピクセルの
Exmor R™CMOSセンサーが今回採用されています。
最新のBIONZ X™イメージ処理エンジンと
フロントエンドLSIが組み合わされ、2つのデータ読み出し速度
倍速5倍、データ処理能力がα7Ⅱ対比で1.8倍になっている。
②連写性能 7 fps ・・・ これはハズレですね
フル解像度で最高約10コマ/秒のAF/AE追随高速連写を実現。
これは~もともとの噂でも6fpsとか、結局どの噂もハズレで
10fpsで発表でしたね~
③オートフォーカス
425点のコントラストAF ・・・・・・・・・ 正解
167点像面位相差AFセンサー ・・・ ハズレ
像面位相差AFはα9と同じ、撮像エリア全体の
約93%をカバーする693点像面位相差AFセンサーを搭載。
コントラストAFは、425点のコントラストAFを搭載。
AF速度は、α7Ⅱ対比で約2倍に向上しているとのこと。
瞳AFにも対応していて、α9/α7RⅢ同様の精度の高い
アルゴリズムで高い追従性を実現
今回のα7Ⅲからは、AF-Cモードでも瞳AFが使用可能に。
④ジョイスティック ・・・ 正解
⑤Zバッテリー採用・・・正解
⑥タッチスクリーン・・・正解
⑦4k録画 24 .25 and 30 fps・・・まあ正解で良いや
⑧1080p 24.25.30 and 60.fps.・・・これも正解で良いっす
⑨価格がUS$1899 ・・・ $1998だからちょっと違うのかな??
SARが以前、上記の噂のスペックを提供してくれた
ソースからα7SⅢの情報も得ているとか書いていたので
今回の情報の精度が高いと、α7SⅢのスペックも
早々に記事にしてくれるのかな~って期待してたけど。
どうすかね~ 連射性能と位相差AFが大外しだから・・・
まあ、どのみち4月のNAB Showでα7SⅢも発表されるみたい
なので気長に待ちますかね~
ではではα7Ⅲの正式発表のスペックについてちろっと
※youtubeはsony camera channelより
ボディはほぼα7RⅢとボタン配置とか含めて一緒ですね~
違いといえば、モードダイヤルのロック機構がα7Ⅲは省かれているくらい。
それ以外は、基本ボタン配置に変わりはなさそうですね。
EVFがα9/α7RⅢが369万画素でしたが。
α7Ⅲはというと、約236万画素のXGA OLED Tru-Finder。
まあベーシック機ということで差別化なんですかね。
α7Ⅲの手振れ補正は5軸補正なので、α7RⅢの5.5軸に比べると
少しスペック的には控えめですね。
とわいえ、新規開発の24.2MPの裏面照射CMOSについては
ダイナミックレンジはかなり改善しているみたいですね。
サンプルを見る限りでは、α7ⅢでもISO6400くらいまでは
実用で使えそうな雰囲気を感じますね~
α7RⅢより、1ピクセル当たりの集光範囲が広い分
α7Ⅲの方が実は高感度耐性強かったりするのかな???
ちょっと興味有り有りですね~
比較してみたいっすね~(´▽`*)
瞳AFの精度も高そうですし、ベーシック機らしからぬ
高性能なAF搭載でなかなか良さげですよね~
これでカメラ本体のみで販売価格が23万想定。
24-70mm F3.5~5.5 OSSのキットレンズ付きでも25万円想定
なので、なかなか価格も抑え気味で良いんじゃないんですかね?
4K録画もS-logもHLG(HDR)にも対応しているし
動画機能的にはα7RⅢとさほど差は無しですしね。
バッテリーもα9/α7RⅢ同様のZバッテリー搭載ですから
もうバッテリーの持ちに関しては一切気にする必要なしですね。
公表で710枚?とかいってますが、α7RⅢを使っている分には
1000枚くらいはバッテリ1本で余裕で撮れてしまいますから
αはバッテリーの持ちが悪いという印象をお持ちの方は
安心してもらって大丈夫です。
あとカードスロットもデュアルスロット対応だし
ジョイスティックもタッチパネル、あとフリッカレス機能等
α7RⅢにあった基本的な機能・ボタンも搭載されているので
ベーシック機っていうよりは、少しリッチなベーシックって
感じですかね~
先行予約販売開始予定は2018年3月2日 AM10時から予定
この子も予約開始後すぐに予定大幅に上回る受注とかに
なりそうですね~
発売は3月23日ですって。
あ~ ちなみにキットレンズ
一応、フォトヨドバシのレビュー記事にリンク張っておきます。
>>> フォトヨドバシレビュー記事はコチラ
ぶっちゃけどうでしょうね~ キットレンズ・・・
玉ボケもちょっとカクカクするし~
フレアは出やすいみたいだし~
2014/02/07発売された3年前のレンズですが。
単体で購入したら5万円くらいだから。
まあ2万円アップでレンズ付きだから
一応3万円はお得なのかな?
とわいえ、僕はどうかな~
このレンズはちょっと買わないかな~
MTF曲線もあまりよさげではないですね・・・
まあ、予算的に余裕のある方は下のレンズ辺りから
検討された方が良いかもしれませんね~
Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS
Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS
FE 24-105mm F4 G OSS
いつもの通り国内HPより、SONY USAのHPの
方が情報多いので、明日以降記事内容を
更新するかもしれませんが。
ちょっと今日は時間も無いのでこんな感じで。
ではではまた
2018/02/24
2/26にα7Ⅲの発表可能性が高くなった?! 他、海外でクリップオンストロボHVL-F60RM発表
---追記 発表はラスベガス時間2/26 PM4 (日本時間 2/27 AM9)----
Sonyalfarumorsが2/26にα7Ⅲ発表可能性が高くなったと
記事をアップしています。
まだ確実では無いと前置きをした上で。
α7Ⅲが2/26に発表される可能性が高くなっているという。
理由が、ロンドン、ラスベガス、アジア各地のイベントに
多くの人が招待されているという情報を掴んだからとか。
α6000M2やα5300の発表にそこまでやるとは思えないから。
と。
そして、先日入手した新しい情報ソースを得たスペックが
正しいことを願っていると。
(先日、新しい情報ソースから得たスペックが以下)
- 24MPセンサー
- 7 fpsの連写性能
- 425点のコントラストAF
- 167点像面位相差AFセンサー
- ジョイスティック
- α9とα7RⅢで採用された、Zバッテリー
- タッチスクリーン
- 4k録画 24 .25 and 30 fps.
- 1080p 24.25.30 and 60.fps.
- 価格がUS$1899
上記の噂に関しては、いまは信頼度は
35%程度だとしている。
もしこれが正しければ、同じ情報ソースから
α7SⅢのスペックも共有することが可能だ。
としている(カメラの発表は4月のNAB Show)
他に過去にいくつか正しい情報をくれたソース
からの情報だと。 2/26(ラスベガス時間)に
新しいミドルレンジのカメラが発表される。
(信頼度99%)
他に60%の信頼度の情報は
新しいミドルレンジのカメラはα7Ⅲだと。
以上が昨日アップされた記事の内容です。
先日、SONYが海外で新しいクリップオンフラッシュの
新製品を発表しているので。CP+前にして
クリップオンフラッシュだけってことは無いだろうから
何かしらのα Eマウントの新製品は発表されるでしょう。
とわいえ、昨年秋前の出る出る詐欺じゃないけど
噂に踊らされたことがあるから、α7Ⅲだったら
良いな~くらいで待っていた方が良いかもですね。
お次は、海外で発表されたクリップオンフラッシュの
新製品情報ですね。 「HVL-F60RM」
※情報はSONY USAのホームページより
※youtubeはSONY Camera channelより
HVL-F60RMクリップオンフラッシュユニットは、プロフェッショナルな
ユーザには理想的な、高いガイドナンバー60 パワー、
高速連続撮影、高速動作を特長としています。
無線ラジオコマンダー/レシーバー機能が含まれています
ガイドナンバー60 パワーと連続撮影サポート
高いガイドナンバー60の出力と、220回連続発光は、
さまざまな撮影に十分なパワーを提供します。
充電サイクルタイムは1.7秒「オプション:FA-EBA1」などの
外部バッテリーアダプターを接続すると0.6秒の充電サイクルで連続撮影が可能です。
連続撮影中に適切なフラッシュ同期が維持され、
フラッシュミスやショットの乱れは最小限に抑えられます。
(上記Youtubeにアップされた製品動画のように)
オプション:FA-EBA1
クイックシフトバウンスとダイレクトライト出力レベルボタンにより、
よりスムーズな操作が可能
クイックシフトバウンスでは、水平から垂直までの照明機能を使用できます。
クイックシフトバウンスは、ソニー独自のフラッシュヘッド回転機構で、
本体を水平から垂直に傾ける事が出来、フラッシュの位置を
素早く変更できます。(左右90°、上下150°)
ダイレクト アジャストメント アウトプット
独立した光出力レベルボタン(LEVEL - / +ボタン)を使用すると、
効率的なワークフローの出力または補正を直接制御できます。
ペアリングされたワイヤレスフラッシュは、LCDパネルから
簡単に調整することもできます。
信頼できるマルチフラッシュラジオコントロール
光リモートトリガに加えて、無線ラジオトリガがサポートされています。
ワイヤレス無線通信は、最大98.43フィートの距離で、
障害物や明るい場所でも確実に動作します。
合計15個のフラッシュユニットを最大5個のグループに割り当てることができます。
安定した無線通信
従来の光トリガリングおよび無線ラジオトリガリングは、
広範囲の状況をカバーする。
互換性のあるカメラに搭載されたHVL-F60RMは、
オフカメラユニットとペアにすることができ、
光通信が困難な状態で長距離にわたって
信頼性の高い通信を提供します。
スローシンクロ、リアカーテンシンクロ、
マルチフラッシュに対応しています。
その他機能
P-TTLフラッシュコントロール
適切なフラッシュ出力は、プレフラッシュを使用して
露出を測定することによって決定できます。
LEDライトとAFアシスト
スタジオだけでなく、屋外撮影用にも、
内蔵のLEDライトは非常に便利です。
暗い照明で正確なオートフォーカス動作を
保証するためのAF補助光としても機能します。
暗い場面でも、LEDを使って手動でピントを
合わせやすくすることができます。
カラーフィルター
提供されたカラーフィルタは、自然なホワイトバランスを
達成するために、または特定の雰囲気を作り出すために、
既存の照明に適合または補完するために使用することができる。
ざっとストロボの情報はこんな感じになっています。
連写性能と良い、けっこうパワフルなストロボに
しあがっている印象ですね~
価格はUS $ $599.99なので
日本で発売時は¥65,000円くらいでしょうかね??
最近人気の「Profoto A1」
量産体制が整ったとかで、今後十分な供給が
出来そうというニュースもありましたが。
profoto A1が価格10万円くらいで、
ガイドナンバー換算で40?くらいだっけ
profotoがチャージ1.2秒
んで今回のこれHVL-F60RMの
チャージが本体だけで1.7秒で
けっこうがんばってる感じですかね。
個人的にはまだクリップオンストロボ学習中って
感じなのでしばらくはまだ縁遠い感じ
上のはこの間、北海道で撮影した写真で
今回は風だけ異常に強くて、なかなか雪が
ちらちらと降って来てくれなかったのですが。
少ない時間だったけど、ちょうど雪が降ってきたタイミングで
クリップオンストロボで撮影した写真。(この後すぐやんだ)
使用したストロボは「HVL-F43M」
もっと雪が降ってくれて色々幻想的な
写真にしたかったんだけど。。。
降らないとね・・・
ストロボはまだまだこれからって感じ・・・
個人的には確定申告も終わって。
ちょっと忙しいMAX峠はこした感じ。
3月はまた北海道に行かないといけないので
ちょっとまだまだ忙しいのですが。。。
来週はいよいよCP+ 2018ですが
さて2/26月曜日カメラは何が出ますかね???
ではではまた
2018/02/20
E PZ 18-105mm F4 G OSS (SELP18105G) レンズレビュー ④ 作例紹介
さてさて。
さっき半年寝かした?
書きそびれていたE PZ 18-105mm F4 G OSS (SELP18105G)の
レンズレビューを書き終えたところ。。
んで。そういえば↓この子の作例を紹介していなかったかな?
E PZ 18-105mm F4 G OSS
って思ったので。
このレンズでスチルはダメだよっと以前お話したものの。
このレンズは値段も安いしね。。。
作例見てもらって参考にしてもらうのもありかなって。
まず、なんでスチルがダメだよって言ったかというと。
このサイズ感なら全然問題ないんだけどね~
写真の2Lサイズ程度にプリントアウトして観るなら
このレンズでも全然問題ないんだけど。
上の写真の左端を等倍で切り出すと。
周辺の歪みが、画質劣化が大きいんですね~
なので、あまりスチル用としては良いレンズでは
無いと説明したんですね~ 絞っても改善しないからね。
とわいえ、商業写真、営業写真を撮るわけでは無く
個人で撮影して、撮った写真を見る媒体が
iPadとかタブレットサイズ程度の大きさでしか見ません
といった人には、このレンズで撮ってもたぶん大丈夫。
中央は結構解像感が出ますからね。
東京タワーを真下から撮影したものですが。
中央部分を等倍で切り出してみると
中央ですね~結構解像感が出てカリカリと映るんです。
ちなみに東京タワーは18mm(35mm換算27mm) f4.5です。
最近メーカが押している4Kテレビで写真を見ましょうって
このレンズで撮った写真を50インチオーバーの4Kテレビで
見るとさすがに周辺の甘さが気になるはずです。
なので、撮影した写真の視聴環境がタブレット程度でしか
見ませんよ~っていう方にはこのレンズでも十分かもです。
お値段も5万円ていどでお安いですし。軽いしね。
手前のバラにピントを置いて、背景ボケのある写真も
撮れます。この写真は背景の建物の輪郭を残したかったので
f11まで絞っていますが。 開放で撮れば、背景はもっとボケます。
玉ボケは~
ハイ年輪ボケは出ます。
まあね、こればっかりは出ます。
逆に出ないレンズは無いっす。
(単焦点のSTFレンズとか別ね)
出にくいレンズはあるけど、バカ高いです・・・
ので、その辺はコスト見合いってことで。
36mm(35mm換算54mm) f10 SS1/200
43mm(35mm換算64.5mm) f13 ss1/80
55mm(35mm換算82.5mm) f7.1 ss1/40
30mm(35mm換算45mm) f7.1 ss1/40
このレンズは、APS-C向けなのでフルサイズのボディ検討
されているかたはわざわざこれを買う必要ないです。
フルサイズボディを検討されている方で同様の標準ズーム
をお探しの方には、同じズームレンジを持った、
FE 24-105mm F4 G OSSの購入をお勧めします。
値段はこのレンズの倍ですが・・・
まあ、フルサイズボディにE PZ 18-105mm F4 G OSSは
ちょっと厳しいっすよ。
フルサイズにはAPS-C/super35mmモードとかクロップモード
とかAPS-C用のレンズを使えるようにするモードもありますが。
わざわざクロップしてまで使うレンズでは無いかな~って。
APS-Cボディを検討されている方で、レンズを迷われている方
いまなら迷わず僕はこのレンズをお勧めします。
今年2月に発売されたばかりの「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」
値段も¥64,630と、E PZ 18-105mm F4 G OSSとほぼ一緒
E 18-135mm F3.5-5.6 OSSレンズについて詳細はコチラ
写りは「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」の方が段違いで上です。
レンズ機能の違いはパワーズームが付いていないくらい。
でも高解像感と良い、レンズ周辺までの解像感をキープできる点
E 18-135mm F3.5-5.6 OSSがいまEマウントAPS-Cの中で
一番良い気がします。
E PZ 18-105mm F4 G OSSが今¥56,952で買えますが。
E 18-135mm F3.5-5.6 OSSは、それから1万円ほど上ですが
そうね~1万円多く出すだけの違いがありそうですけどね~
レンズ設計も新しいですし、MTF曲線のデータからも
1万円のちがいなら「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」こっちでしょうね~
参考までにE PZ 18-105mm F4 G OSSのMTF曲線がコレ↓
曲線の右側の数値の落ち込みがE PZ 18-105mm F4 G OSSの
ほうが大きいのが図表からも読み取れるかと。
メーカ提供のサンプルとかも見ても
E 18-135mm F3.5-5.6 OSSは
周辺までしっかり描写していますから。
今APS-Cボディを検討されていて、レンズを迷われている方は
E 18-135mm F3.5-5.6 OSSの同時購入がお薦めっす。
最後のE PZ 18-105mm F4 G OSS (SELP18105G) レンズレビュー
でしたが。 いかがでしたかね?
周辺の描写力の落ちがどうしても気になるこのレンズ。
どうしてもパワーズームが欲しいから、周辺の解像落ちは
死んでも文句言いませんと宣告出来る人以外。
または、F4固定じゃないと我慢ならんっていう人以外はですね~
E 18-135mm F3.5-5.6 OSS この子が発売しちゃった今となっては
わざわざ選択するモチベーションは無いかな~
APS-C機ご検討の方、E 18-135mm F3.5-5.6 OSSを買って下さい。
参考基準はこちらの記事を参考にして下さい。
E 18-135mm F3.5-5.6 OSSレンズについて詳細はコチラ
[過去記事:E PZ 18-105mm F4 G OSSレンズレビュー]
>>> 1回目、メリデメまとめ編はコチラ
>>> 2回目、MTF曲線から見るデータ編はコチラ
>>> 3回目、実写サンプルレビュー編はコチラ
ではでは、また
2018/02/19
FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS (SEL24240) レンズレビュー ③ 標準~望遠域編
広角~標準域まで書いておいて・・・半年書いてなかった 汗;・∀・)
イヤ~すいませんね~ 標準域でレビュー記事終わっとるがな!!って
思われたかた・・・すいません。
ってことでFE 24-240mm F3.5-6.3 OSS (SEL24240) のレンズレビュー
最後は、標準~望遠域編です。
さっそく実写サンプルを使ってみていこうかと。
※ダウンロードしてみてもらえれば、写りの細部も確認可能です。
[使用機材はコレ]
Camera α6300(APS-C機)
lens FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS
tripod Manfrotto beree
remoto commander RM-VPR1
<<80mm(35mm換算で120mm)>>
ピントの位置は、スカイツリーの展望台辺り
80mmの最小f値が5.6になります。
比較なんでサクサクと、次のf8.0を
中央はあまりf5.6開放でも、絞ったf8.0も差はあまりない感じ
周辺はf8.0の方が像がしっかりしている感じですね。
次はf10.0に絞ると
気持ちf8.0の方が像がしっかりしている感じですよね。
APS-C機なんでやっぱりf8辺りがピークなのかな~??
参考に最後f16
f16は甘々になりますね~やっぱりf16はダメですね。
<<100mm(35mm換算で150mm)>>
100mmも最小f値は5.6なので
お次はf8.0を
う~ん 微妙。。。ていうか差は無いですよね~
次f10.0
これも微妙。。 f11.0では
うん微妙。。。 このあたりの望遠からは絞っても
あまり改善しないですね~
DxOMarkの評価にあったとおり100mmくらいから
全体的に絵が甘くなってくる傾向があると。
そんでもって絞っても改善しない。。
ってそのとおりですね~
意地でf16に絞っても
逆に回析出ちゃってダメだね。
<<152mm(35mm換算で228mm)>>
※本当は150mmにしかったんだけど・・
まあそのへんはアバウトに許してください。
次が152mm。。ここから最小f値が6.3に。
次f8.0 (日の入前で光が安定していないね・・・ごめんなさい)
f8.0のほうが良くみえるけど。。
この日は風が強かったせいか~
f6.3はブレたのかな???
次f10.0
f8.0の方が若干アンダーで引き締まってみるだけか??
あんまりかわらないね。
f16は~
f16でも中央はあまりかわらないですね~
周辺の隣のビル辺りはf8.0のシャープですね。
<<240mm(35mm換算で360mm)>>
最後は望遠端 240mm
f値は最小6.3
さくっとf8.0
これも開放f6.3も f8.0もあまりかわらないですね
f11でも
f16.0
240mmはあまり変わりないですね。
このレビューをどう受け止めるかは
個人差はあるかと思いますが。
なんでしょうね~
実際半年くらい使ってみた感想としては
そんな悪いレンズでは無いと思いますけどね。
240mmまで望遠側が伸びて、このサイズと重さ
旅行用レンズとしては結構良い方なのではないかと。
イヤ~だって、広角端24mmでここから
ここまで届いちゃう。 しかも1本で。
初めて一眼買われるかたでレンズを迷っている人
なんかは色々な所で事前情報を収集するでしょうけど。
f値の数値が小さくないとボケないとかね
F3.5-6.3だと暗くてボケないんじゃないのか??
って思っちゃう人もいると思うんですけど。
non-non(´-`).。oO 大丈夫
このレンズみたいに、これだけ望遠があるとボケます。
ここからいくつか作例をお見せしますね~
これは上野の蓮池で撮影したデータ
172mm(35mm換算258mm) f14 SS1/100
どうです? これだけ望遠があるとボケるんです。
ちゃんと背景ボケてますでしょ?
そこそこ綺麗にボケるんです。
これは焦点距離82mm(35mm換算123mm相当)
f14 ss1/100ですけど。
手前の花にピンを置いて、奥は徐々に多少ですがボケてます。
この日は日差しが強くてNDフィルター持ってなかったから
思いっきりf値絞ってたんだよね・・・
シャッタースピード速くしたら良かっただけだったんだけどね。
安易に絞ってしまっていた・・・
f14なのは、そんなしょうも無い理由です(-_-;)
これ埼玉の鴻巣で撮影した桜ですが。
126mm(35mm換算189mm) f7.1 ss1/125mmで撮影した物。
画面中央のピントが当たっている桜に対して、
手前の桜と土手の植え込みとかはボケてくれてます。
このレンズの特徴はやっぱり気軽に望遠側を使える点
なので望遠の圧縮効果と望遠から得られるボケが使える点
DxOMarkとかの評価みているとネガティブな印象をうけるかも
ですが。 実施に使ってみると、それほど悪いレンズでは無いです。
まあ若干ね・・・ 玉ボケが~
年輪ボケになりやすいっていうね~
まあ~なんですかね~ これは編集時に力業でハイライトで
飛ばしてしまえば消そうと思えば消せますが・・・
とわいえ、綺麗に円形でボケてくれるし絞って、
ボケがカクカクするってことも無いから良い方ですよ。
そもそも年輪ボケが一切出ないレンズなんて無いですからね。
そこまで神経質になる必要はないかと思いますが・・・どうでしょ。
ちなみに、上の写真データは57mm f5.0で撮影したものです。
GMレンズなんかに比べると、夜間撮影時の照明から出る
ゴーストは結構派手目に出ちゃうんですが。
上の写真みたいに、太陽逆光(太陽は右上、枠外すぐ)
で撮ってもそれほど気になるフレア、ゴーストは出ないっす。
旅行向けのレンズとして、荷物を最低限に収めたい。
んで、そこそこ映りの良いレンズが欲しい。
んで、購入予定のボディがフルサイズであれば
このレンズを購入されても良いのではと思います。
APS-Cボディにはあまりお勧めしないっす。
なぜなら広角が36mmになって画角が狭いから。
※僕はα6300にこのレンズを付けたせいで失敗を・・・
APS-Cボディの方には、同じレンズ構成の
E PZ 18-200mm F3.5-6.3 OSSの方がお薦めかもです。
写りやレンズ性能は以下の2本はほぼ同じです。
FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS
E PZ 18-200mm F3.5-6.3 OSS
今後E PZ 18-200mmのレンズレビューも書く予定です。
しばしお待ちを。
旅行先で他に観光客が多いような場所だと
このレンズは本当に便利だと思いますよ。
レンズの付け替え無しに、撮りたい被写体周りの
邪魔なものもズームで切り取ってしまうこともできますし。
気軽に圧縮効果のある写真も撮れますし。
一番良いのはやっぱりレンズ交換無しに
次々と好きな画角で撮れてしまうっていうのは
やっぱり良いですよ。
あれこれ画角考えて、どのレンズにしようか迷って
結局撮りたいタイミングで撮れなかったっていうのが
一番最悪ですからね~
このレンズなら、どのレンズを使うか?なんて迷う必要なし。
クリっとズームするだけど、光学10倍高倍率ズームで
ギュインと寄れるし。運動会なんてコレ一番適していると思うけど。
AFも静かなので、動画とってもクインクインとか変な音も
入らないしね。
いきなり35mm単焦点f1.4とかお高いレンズを買って
使えこなせね~って言って写真を撮らなくなるよりは
このレンズ13万円程度しちゃいますが、色々悩まず
撮りたい時に撮れる、好きな距離で撮れるってことで
このレンズを候補にされるのはありだと思います。
何て言うんですかね・・・保守的なプロのカメラマンの方
が良く最初はズームはダメ。 単焦点で絶対画角を
身に着けるのが一番カメラがうまくなる方法です。
って断言してるけど・・・
個人的にそれって結構硬派なアプローチだと思うんだよ。
初心者はやっぱり撮る楽しさを感じるの一番だと思うんだ。
その点、ズームレンズだとボケ味のある写真も
雑誌とかで見る圧縮効果のある写真も撮れちゃうから
撮る楽しみ、バリエーションを多く感じられるって意味で
ズームレンズを最初に使うって悪くないと思うんだよね。
絶対画角云々あるかもだけど。結局のところ最後はセンス
というか、どう絵を切り取れば綺麗になるのか?
バランスが良くなるのかっていうのはセンスでしょ?
先天的なセンスを持ってない人でも、雑誌の写真をまねて
撮ってみることを繰り返していくことでセンスの力は磨けると思うし
何か堅物なプロカメラマンに迎合して硬派なアプローチしてみて
カメラ楽しくね~ってなるくらいなら、ズームレンズで
自由に撮ってみようよって僕は思うんだけどね。。。
そこから、さらにピントの浅い不思議な絵を撮りたい、
マクロの接写で撮りたいとか、自分の撮りたい物や
撮りたい絵が出てきたら、それに必要な単焦点を
買えば良いんだと思うけどな~
[FE 24-240mm F3.5-6.3 OSSのレビュー記事]
前回2回目 レンズレビュー 広角~標準域編
前回1回目 レンズレビュー 基本データ編
ではでは、また
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